歴史の長さと品質の高さから世界中で愛されるベンツは、ドイツ国内外を問わず、様々な著名人や公用車として愛用され続けてきました。
日本に来た最初に来たのが1912年でメルセデス・カルダンヴァーゲンが御料車として輸入されました。
もちろん日本でも古くから力道山や石原裕次郎など多くの著名人の愛車として利用されてきました。
また昭和天皇の御料車として15年以上使用された実績もあります。
ナチスドイツの第二次世界大戦のときはアドルフ・ヒトラーが演説やパレードなどにも使われていました。
ヒトラーの移動に使われるクルマであるため、防護装備も強化されていました。
車体の側面と下部には装甲板が装着され、フロントウィンドウには防弾ガラスを使用。
危険が迫った時には座席後方に装甲板をせり上げることも可能だというそうです。
細部まで精緻に作り込まれていました。
敗戦後は連合軍に押収され、米国兵が記した書簡の中でその走りの良さをかたっていたそうです。
性能面に関しても、他の自動車メーカーの追随を許さない品質に対する姿勢が高い評価を得ています。
世界でも唯一の高品質な構造と評されており、抜群の居住性能で快適な走行を可能にしています。
現在は一般的となっているエアバックをいちはやく取り入れるなど、安全面における配慮に関してもユーザーの信頼を獲得しています。
そして支持を受ける最大の理由は故障が少ないことです。
他の海外メーカーでは、電装系など細かな部分で故障が出ることがベンツよりも多いです。
堅牢性については国産メーカーがやはり強いですが、ベンツについては故障がありません。
湿気が多い日本の風土に対応した数少ない海外メーカーの車種と言えます。
また先進技術を積極的に取り入れており、例えばミラー内蔵型のウインカーはベンツから始まったものです。実際に所有してみると、ハッチバックを自動で開けられたり、細かなところで便利に使用できます。
まさに実用性が高い車として富裕層にも人気なのです!